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JR東海 リニア中央新幹線の2027年開業断念へ 静岡県着工認めず | NHK | 鉄道
2024/03/29 19:45
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JR東海 リニア中央新幹線の2027年開業断念へ 静岡県着工認めず | NHK | 鉄道

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240329/k10014406331000.html




静岡県が着工を認めていない「リニア中央新幹線」について、JR東海は、国の専門家の会議で目指してきた2027年の開業を断念する方針を明らかにしました。
会社では静岡での工事には10年程度かかるとしていて、仮に今すぐ着工できたとしても開業は2034年以降になる計算です。

リニア中央新幹線をめぐっては、静岡県が環境に対する影響が懸念されるなどとして着工を認めていません。

このため、JR東海は東京・品川と名古屋を結ぶ区間について、目指してきた2027年の開業は難しいという見解をこれまでに示していて、去年12月には、「2027年」としてきた開業時期を「2027年以降」に修正していました。

こうした中、JR東海の丹羽俊介社長は29日、国土交通省で開かれた専門家の会議の中で「2027年の名古屋までの開業は実現できる状況にはない」と述べ、2027年の開業を断念する方針を明らかにしました。

静岡での工事に着手できないまま、工事契約の締結から6年4か月が経過しているためだとしています。

会社では工期の短縮は難しく、静岡での工事には10年程度かかるとしていて、仮に今すぐ着工できたとしても開業は2034年以降になる計算です。

会議のあと、取材に応じた丹羽社長は「1日でも早く着工できるよう全力を尽くしたい。地域の方々の理解を得られるように双方向のコミュニケーションを大切に真摯(しんし)に取り組んでいく」と述べました。

JR東海 丹羽社長「一日でも早く静岡工区の着工できるよう全力」

JR東海の丹羽俊介社長は会議の終了後、記者団の取材に応じ、「残念ながら、品川ー名古屋間の2027年の開業は実現できない。静岡工区の着工の遅れが開業の遅れに直結するものなので、一日でも早く静岡工区を着工できるように全力を尽くしてまいりたい。地域の方々の理解を得られるように双方向のコミュニケーションを大切に真摯(しんし)に取り組んでいく」と述べました。

官房長官「自治体との対話促すなど 早期開業へ環境整備進める」

林官房長官は午後の記者会見で「引き続きJR東海に対し、早期開業に向けた努力を促すとともに、JR東海と静岡県の協議の状況を確認しつつ、静岡県をはじめとする関係自治体との一層の対話を促すなど、品川ー名古屋間の早期開業に向けた環境整備を進めていきたい」と述べました。

岐阜 古田知事「早い時期での開業目指していただきたい」

リニア中央新幹線が通る予定となっている岐阜県の古田知事は「本日、JR東海から静岡工区の事業計画について連絡があり、本年直ちに工事着手したとしても開業まで10年はかかるとのことでありました。その結果、当初の計画の2027年から大幅に遅れることとなり、誠に残念であります。国とJR東海におかれては引き続き課題を一つ一つ丁寧に解決して品川・名古屋間のできるだけ早い時期での開業を目指していただきたい」などとするコメントを出しました。











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