岡大病院 コロナ患者の病床確保交付金19億円余を過大受給

01月26日 11時32分

新型コロナウイルスの入院患者を受け入れる病床を確保した医療機関を補助するための交付金について、岡山大学病院が昨年度までの2年間に、19億円余りを過大に受給していたことが分かりました。

岡山大学病院が過大に受給していたのは「空床補償」と呼ばれる新型コロナ関連の交付金です。
患者の受け入れで休止した病床や、確保したものの埋まらなかった病床に対し、国から都道府県を通じて、医療機関の機能に応じて1床ごとに1日1万6千円から43万6千円が支払われます。
この交付金について、岡山大学病院が実際よりも高額な病床の単価で申請し、昨年度までの2年間で、あわせて19億円余りを過大に受給していたことが分かりました。