12/04::穏やかな休日の行く先に
やっぱり、私にとっては悲劇だった。
「やっぱり」と出てくるのは
発売当時、あらすじを読んだ私は
この物語を悲劇としか感じることができないだろうと思ったから。
小説はミステリーが好き。
だから、手に取る小説もミステリーものに偏る。
先の物語を予想しながらも
思わぬ展開に心驚かせたり、
自分の予想が当たれば少しだけ興奮して、
物語の結末を迎えては、もしこの物語が続くのならって
そんなことを考える余韻が好きなんだけど...
この物語はフィクションだと思えなくて...
そう似たように感じたり、思う人たちもたぶん多いと思う。
ただ、私の場合は
登場人物たちに感情移入したとかじゃなくて
身近にいる2人のやり取りを見ているような息苦しさを感じたのと
やはり自分の家族や血のつながりといったものに
冷めた感情を抱いているのは変わらないんだと再認識してしまったのが
なんというか...悲しかったのか、なにを今更分かりきったことをと滑稽に思ったのか...よく分からないね。笑
あ、この物語が好きだとか、嫌いだとか
そういう話がしたかった訳じゃなくて
読み終わった今の心情のまま眠りたくないなぁって
壁打ちしたかっただけ
下手に夢を見そうで。笑
明日は少しばかり片付ける用事があるので
寒空のなか出掛けるのはイヤだけど、仕方ないなー
て、感じで。
そろそろ寝ようと思います。
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