マイクル・コナリー『わが心臓の痛み』映画化作品。
FBI捜査官テリー・マッケーレブ(クリント・イーストウッド)は“コードキラー”と俗称される連続殺人犯を追っていた。ある事件現場で彼を追い詰めるマッケーレブ。だがその時、マッケーレブの体に異変が起こった。心臓が高鳴り、立っていることが難しくなる。犯人は足を止めてマッケーレブに近づいた。そこで、マッケーレブは力を振り絞って犯人を銃撃する。
そして2年…。病に伏せったマッケーレブを奇跡的に適合した心臓が救うが、その心臓が強盗に殺された女性のものだと知ったマッケーレブは、独自の捜査で犯人を探し始めるのだった。
なぜアメリカ本国でヒットしなかったのか不思議な作品。映画好きの諸氏の評価は高いようです。
確かに映画好き・サスペンス好きには展開の読めてしまう部分もありますが、それだけスタンダードなサスペンス映画とも言えるでしょう。それでいて観客を飽きさせない作りになっているのだからそこはすごい。あっちこっちでいきなり銃をぶっ放すなど、アクションスターのイーストウッドらしいご愛嬌もあり、楽しめました(*^ ^*)
原題そのままの邦題は、最初“血まみれの仕事”で警察関係の職を指してるのかと思ったんですが、ラストまで見ると別の側面を感じさせます。タイトルうめぇw
ストーリーはほんとにスタンダードなサスペンス。ただ、やはりヘルゲランド氏、セリフ回しにどきっとさせられるシーンが多々あります。
ラスト直前、正体を気付かれたやつがマッケーレブに言ったセリフとかたまらんですね。「すべては繋がっている」。ヘルゲランド氏の脚本はいつもこんなのがあって好き。
おもしろい映画でした。おすすめです。
2009-2-10 17:59
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