Flying Finn
“フライング・フィン” は、著名なフィンランドのスポーツ選手を称える意味での愛称です。
アイスホッケーの Jarri Kurri (ヤリ・クリ) や、F1の Keijo Rosberg (ケケ・ロズべルグ) や Mika Hakkinen(ミカ・ハッキネン) などは、我が国でも有名なフライング・フィンですね。
スポーツ選手ではありませんが、わたしにとってフライング・フィンといえばこの人です。
Jean Sibelius ジャン・シベリウスです!
1865年12月8日、ハメーンリンナに生まれた、ヨハン・ユリウス・クリスチャン・シベリウスは、フィンランドの作曲家です。
もともとはフィドラーを志していたシベリウスは、ヴァイオリンを持って森の中を歩き回り、持ち前の創造的な精神で、素晴らしい自然の中から音楽へのたくさんのインスピレーションを受けたのだそうです。
この曲に歌詞のついた、“Finlandia Hymn” はフィン人にとっての愛国歌であり、ロシアでは放送禁止だった、わたしにとっても、長い間、すごく特別な曲です。
このデッカ盤の指揮はアシュケナージです。
アシュケナージ自身も、自分が指揮するに最もふさわしいと考えたそうです。