2016-12-21 17:38
つづくことば16
次の言葉の続きを考えま
しょう。
詩や小説のタイトルにす
るのも可
熱いし聞こえない
ゴォーゴォーと燃える部屋に三つの影があった。
━━━首にまわされた指が一段と強く締めあげるのをどこか他人事の様に眺めていた。
苦しいはずなのにもう身体のいたるところが限界でふと目に見えたのは奴の背後にある光、扉から漏れでた現実の世界へと逃げれる光だった。
(どうしてこんなとこにいるんだろう?)
(僕は、ただお母さんに会いたかっただけなのに・・・)
顔を無惨に殴られ腫れ上がった眼から流れ出た涙を見た全身黒ずくめの男が憎々しげに言った。
「━━おまえは・・・なんで、ここにいるんだッッ━━━━
少年への憎悪を隠さずに獣の如く睨み付ける男。
すると傍らでソレを眺めていた背の高いもう一人の男が
名前をつぶやいた
「 、 もういいか?」
少年の首を締める男の背後でソレを見物していた背の高い細身の男はくわえ煙草で二人にゆっくりと近づいた。
燃えた室内はいよいよ本格的に部屋全体を炎で覆い尽くすかの様に燃えさかり辺り一面は淡く光を生み出している。
近づく全身真っ黒の細身男はユラユラと燃える炎を背景にしていたがその姿はさながら死神の様であった。
先ほど垣間見た光がその男にかき消された事によりまたしても絶望が少年を襲う。
その息も絶え絶えで今にも事切れそうな様を見やり一層冷ややかに見下ろした死神が嗤った。
『なぁ坊や、
また会えそう?・・・だろう?』
不可解な言葉を投げ掛けニヤリと嗤った死神みたいな男が少年の右腕に火をおしつけた。
「ッッ!!!っ"あ"あ"あ"ぁぁぁ""ッッ"あ"あ"━━━━━ッッ!!!」
痛みで枯れた喉から悲惨な悲鳴をあげた少年は己の内側がゾロリと蠢めいた感覚を味わいながら叫んだ
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い痛いよ痛いよ痛いよ痛いよ助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて誰か誰が誰なんでなんでなんでなんでなんでなんでどうしてどうして?
どうして僕なのさ???
プツンと糸が、切れた。
ゴトン━━━━━。
目を見開いて男の顔を仰視する少年の瞳に影が指す。
事切れた少年の亡骸をようやく解放した大きな男が立ち上がり少年がぶら下げていた飾りを引きちぎって部屋を出た。
それに続いて踵を返し出口へと向かう死神。
まるで少年の魂を回収して仕事が終わったかの様に軽やかな足取りで
その後ろ姿は生気のない瞳にとって業火に燃え盛る世界で唯一、最後の光であった。
━━━━━バチバチッ
燃えて折れた藻屑や炎の、柱が倒れる。
炎の海とかした室内は煙がたちこめる。
熱風に息苦しく目まぐるしい世界だった。
(━━探さなきゃ)
(━━━━━探さなきゃ・・・
*************続く。
次回のお題
そんなの嘘だよ
明日、太陽が昇るとき
つめたい手がわらう
お疲れさまでした。
感想などありましたら…
*駄文乱文廚ニ乙な作品で誠に非常に大変申し訳ございませんwwwでも懲りずにまたやり鱒\(^o^)/ヒェーーーイ!!!!さかなサンいつも素晴らしいバトンお題を有り難うございます!
PS 設定?そんなのないスyo(^^)何も考えずにツラツラと綴るだけッス勿論オチもネタも何も考えてないyo誰か続き教えてください\(^o^)/
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