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仲間



話題:アルバイト



このバイトを通して

信頼できる仲間もたくさんできた。



優しいお姉さん的存在で

しっかり者のホールリーダー、

28歳のかなさん。


博多なまりが抜けない、

大学2年生の福田くん。


アニメ大好きで見た目はロリータ、

同い年で大学1年生のかおりさん。


BMWを乗り回す元ホスト

今はフリーターの18歳、大輔。


本業は介護職、その合間に

バイトを手伝ってくれる

マネージャーの知り合い、

THE・イケメン好青年の

24歳、裕也くん。



他にも数人いたけど

研修の段階でリタイアする人続出で

結局バイトのメンバーはこの5人に。


厳しい研修を一緒に

乗り越えてきただけあって

なかなか息の合ったチームワーク。


お店がオープンして1月も経つと

自分がなんでバイトを始めたか

忘れかけてたりもした。

その都度、景に

「バイトなんだから程ほどに稼いで

早く会いに来いよ。待ってるから。」

と、釘を打たれる。

確かに。と思いつつも

「なつが店にいると、

みんな笑顔になれるよ。

これからも頼らせてな、」

そう言ってポンと私の頭に手を置く

マネージャーの笑顔が嬉しくて

その笑顔がもっとみたくなって

もっと、もっと、頑張りたくなる。



マネージャーは私にとって

初めて出来た信頼できる大人。

なんでも知ってる人生の大先輩。

なんて言ったら、マネージャーは

大袈裟だって笑うかな?

笑ってくれたらいいな。


どこかで笑ってくれてたら。

それなりに

話題:アルバイト


今までしてきたバイトは数知れず。

高級寿司屋、着物の売り子、

家庭教師のテレアポに売れないラーメン屋…

どれもそれなりに楽しかったし

それなりにこなしてきた。

「それなり」の範囲は自分で決めた。

嫌になれば、すぐに辞めた。

責任感だって「それなり」。



そんな私がまたしても「それなり」

の気持ちで初めたこのバイトは

それなり、の範囲を私が決めることを

許してはくれなかった。


研修は1日4時間。

全てマネージャーの講義や接客指導。

そして実践に向けた練習。

バイトとは思えない丁寧指導。


今までの私なら、どうしてただろう。


そんな考えを起こす暇もなく

私は毎日必死に研修に参加した。

それなりなんて考えなくなっていた。


この研修を通して、今までずっと

知りたかったけど聞けなかった常識、

人間対人間の気持ちいい接客、

働くことの楽しさ、やりがい、

今まで感じたことのない色んな感情、

全てマネージャーが教えてくれたから。

出逢い

話題:忘れられない恋



4年前、私が短大1年生の時。


当時の彼氏、[景]とは遠恋中で

景に会いに行くための交通費を稼ぐ為

私が始めたバイトは

居酒屋のオープニングスタッフ。




店長に笑顔が気に入られたらしく

面接で即決めしてもらえて

次の日、

店のオーナーとマネージャーと会うことに。



待ち合わせ場所の

寂れた喫茶店のボックス席には

年配の強面のおじさんと

その横には綺麗な顔のお兄さん。

自然と背筋が伸びる。



どうやら強面のおじさんはオーナーで

どっかのヤクザのおえらいさんらしい。

硬い表情で頭を下げた私を見て

にやっと笑う。

口元には金の差し歯が光っていた。



綺麗なお兄さんは優しい笑顔で

「河野です。マネージャーって役職だけど

別に偉い人じゃないから

俺にはそんなに緊張しないで」

と頬を緩めた。


「よろしくおねがいしますっ」

精一杯の笑顔で挨拶した私に


「店長が一目惚れしただけのことはあるね。

うちの看板娘になって下さい。」

と、手を差し伸べた。

急いで手を差し出す私に

優しく笑いかけ、そっと手を握る。



その河野マネージャーの笑顔を

今でも鮮明に思い出せる。

これからも忘れることはない。

絶対に。

思い返してみれば

切なくなるばかり。




話題:過去の恋




久しぶりに日記を読み返して思う。



私がバカだったのに

騙されてたのに

一方通行だったのに

それなのに

それなのに


とても幸せでした。


ありがとうが溢れてました。





このブログでは

そんな時からの出来事を書こうと思う。



ふらふらしてたけど

すごく大切だった毎日

ゆっくりページ捲ります。
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