子どもの頃から体育会系だった私
でも音楽も大好きでエレクトーンのお稽古をしていました。
教職員を退職した私は、その後エレクトーンのライセンスと音楽講師の資格取得をしました。
もちろん音楽大学は行ってなかったので、当時の私の師匠に音楽理論を教えてほしいと頼みこみ、協力していただきました。
暫くは、バイトしながら音楽理論の勉強、そして家事と育児で寝る時間も ほとんど無い日々が続きましたが、あの頃は若かったからでしょうか、平気でした。
師匠に音楽理論を教えていただけなかったら、音楽講師の資格取得はできなかったと思います。
で、私にも音楽講師として勤める日が…
教員の頃に感じた楽しさとは また違った楽しさで、毎日が充実していました。
そんなある日、夢をみました。
…障がいのあるお子様が
お子様「あおい先生のお家は…ここですか?」
私「はい、そうですよ!…どうしたの?」
お子様「僕たちに音楽を教えてほしいの…」
私「あらっ!…そうなの?…いいですよ♪」
そしたら、沢山のお子様達が姿を現して
お子様「僕たち みんな教えてほしいの…」
ここで目が覚めました。
不思議な夢だったな…と思いながらも気になりながら音楽教室まで急ぎました。
で、教室に着くと…
教室の事務員さんから
「来月から新しい生徒さんが来ます。あおい先生の空いた時間帯が丁度いいみたいなのでお願いできますか?」
私は勿論ですと答えました。
その次の日、新しい生徒さんがお母様と一緒に ご挨拶に来て下さいました。
まず、お母様から
「この子、障がいがあります。ただ音楽が好きなので、どうなるか解りませんが…習わせてみようとおもいまして…」
このお母様のお話を聞き、夢が頭をよぎりました。
まず、お子様の障がいをよく知るため、症状や感情の表しかた、注意点 等をしっかり聞き、生徒さんとなるお子様ともお話をして、まず私の顔を覚えていただきました。
お母様とお子様とのお話の時間は、すごく緊張感と責任感を感じました。
帰宅してから、私は まず何をすればいいか…随分と考えました。
もう教員の時のように「自信が無い…」で終わらせたくなくて、一生懸命に考えました。
結果、生徒さんとなるお子様の障がい(病気)をしっかり把握すること。そうじゃないと接し方を間違えただけでも大変なことになる。
そう思って、音楽講師を続けながら医療の勉強を始めました。
後に療育関係職の資格も取得
どんな障がい(病気)があっても、自分の生徒さんの進歩は、すっごく嬉しいです。何より その生徒さんが楽しんでレッスンし、笑顔で学んで下さる姿が なにより輝いていて素敵でした。
そんな日々が続いて、やっと気づきました。
あの時の夢は、私に何かを教えてくれたんだと…
〜省略〜
(全て書くと、かなり長文になります)
そして今の私が居ます。
今は、ご存知のお人もいらっしゃるように
日中は療育関係職
夜勤時は看護師
という二足のワラジでございます。
そのなかで、大好きな音楽も活かせて音楽療法士を目指していますが、難しいです。
それでも諦めません。
弦楽器は全く上達できず、ダメダメですが、その他の楽器は下手でも それなりに曲になる程度。
自分が頑張れる間は、とにかく諦めずに頑張りたいと思います。
障がい、病で辛い想いをしているお人達に、少しでもお役に立ちたいですからっ!
そして、これが自分の天職だと教えてくれた夢も無駄にしたくないですからっ!