話題:介護
ようやくここまでこぎ着けた
夏の暑い盛りに老人介護の支援センターや役所に足繁く通って、辛く苦しい今の現状を訴えまくったよ
とてもじゃないけどもう面倒見きれない、とね
ホントはそこまで酷いレベルではないけど、少し大袈裟に言った方がいいかなと思って
そしたら役所から調査員てのがやってきて糞爺の面接をしてくれたよ
椅子からすっと立ち上がれるか、だとか、トイレに関してはどうだとかね
糞爺本人は時間はかかるが人の手助けなど必要ないようなことを言っていたが、事前に俺が「本人はそういう風に言うと思うんですけど、立ち上がる時は手を引っ張らなきゃならないし、トイレも失敗する時がたまにあるんですよね」とここでも大袈裟に言ってあった
調査員はプロだから嘘を見抜く力はあるから、騙せるかどうかこの時点では読めなかった
そこですぐに糞爺のかかりつけの町医者の所に行き、調査員が来たからあとはよろしくと言って、老舗和菓子屋の饅頭を置いてきた
要介護認定を取るにはお医者の意見書が必要だし、この意見書の内容がかなり重要視されるのね
この町医者にも足繁くってほどではないが、体が調子悪いとぶっこいて週1ペースで通い、そこの一番の古株ナースと仲良くなっておいた
「うん、わかった。先生(お医者)にうまく言っとくね!」と言ってくれたので、あとは結果を待つだけになった
ひと月半くらいたったかな、支援センターの人から連絡があって、糞爺は『要介護2』という結果になったと教えてくれた
ガッツポーズ神田
支援センターの人は『要介護』ではなく『要支援』と判定されると思っていたらしい
要介護と要支援の違いは簡単に言うと介護保険の受給額が違うのよ
要支援の方が『自立』に近いために受給額が低いのだ
受給額が低いというのは介護サービスを受けられる範囲が狭くなるんだな
逆に要介護はその受給額が多いから、あらゆるサービスが受けられるのだよ
例えば、家の中に手すりを付ける費用が、支給額が多いから自己負担分が軽くなったり、ヘルパーを頼むでも要支援の人より長い時間お願いできるのだよ
実は俺も要支援になるんじゃないかと思ってたんだけど、多分、お医者の意見書が効いたんだろうな
古株ナースのおかげだ
後日お礼に行かないとね
今後はどうなるかというと、介護サービスを受けるにあたり、ケアマネージャー(通称ケアマネ)と契約しなくちゃならないんだな
そのケアマネを早く決めてくれと支援センターの人には頼んであるのだが、世の中の介護保険受給者がどんどん増えているため、ケアマネの数が追いつかないんのかな、まだ決まらないのよ
長くなったので続く