※この間同様、暗い話です注意してね
昨日の最終バスで帰省。
すぐに祖父母のお家に行きました。
おじいちゃんは、ただ寝てるだけみたいに安らかでした。
自宅に帰ってきたときは、大手術したように思えないくらい安らかで、笑っているようですらあったらしい。
私は信じられなくて、いまにもおじいちゃん起きて冗談でも言い出すんじゃないかって思えた。
でもおばあちゃんが、
「理央が帰ってきたよ、おじいさん!」
って泣きながら、おじいちゃんの体揺すって言うんだよ。
おばさんも、
「お父さん、理央が帰ってきたよ!なにふざけて寝てるの!早く起きろし!」
とか言うんだよね。
起きるわけないじゃん、
だって死んじゃったんだから。
私を笑わせようとしてるの?
とか思いつつ、私はさらに泣けてくる。
おばさんも、泣いてる。
こういうときって、みんなドラマみたいなこと言うもんなんだね。
もう起き上がらないって分かってても、言いたくなっちゃうのかな。
おじいちゃん、触ってみるとゾッとするくらい冷たかった。
昨日はみんなでおじいちゃんちに泊まりました。
今朝早く火葬しました。
親戚の人達には「間に合ってよかったね」って言われました。
「久々にみんなが集まるのが、おじいちゃんのお葬式なんて…」とも言われた。
みんなおじいちゃんとの思い出話するんだよ。
それで、みんな泣かすつもりなのかなと思うくらい泣けてきて。
白い布を被せたり、
北枕で寝かせたり、
「縁起が悪いからしちゃ駄目」ってことをやるんだよね。
ああ本当に、死んだ仏さんにはそうするんだなあ、なんて。
骨になったおじいちゃんを見て、おばあちゃんとおばちゃんは泣いてた。
でも私は、実感湧かなくて。
「これがおじいちゃんだよ」って言われてもよくわからない。
でもね、骨壺におじいちゃんの名前書いてあるのを見て、「ああ本当におじいちゃんなんだな」って思って泣けてきて。
いまでもまだおじいちゃんが死んだなんて信じられなくて、
起きたら実は夢でしたってあってほしい。
でも、もう火葬しちゃったから、絶対におじいちゃんはもう生き返らないんだよね。
今日はたぶん、
おばちゃん、おばちゃん、私の順でいっぱい泣いてて、
「女の方が感情的な生き物」だってわかったよ。
弟に「男は泣いてるの見られたくない」ってのがあるとか言われたけど、そんなん私だってそうで、人に泣いてるの見られるのがほんとに嫌だけど、止めようとしても、涙出てくるんだもん、しょうがないじゃん。
逆に、辛くても我慢できる男の人達はすごいなって。
滅多に泣いたりしないから、男の涙には価値があるんだろうね。
そんな男性陣も、泣いてるとこ見て、余計辛かったよ。
おじいちゃんは、私みたいな変人コミュ障ニートのおじいちゃんとは思えないくらい立派な人でした。
だから私も「おじいちゃんの孫として恥ずかしくないように」って今日はずっと気を張ってたから、ほんとに疲れた。
明日も明後日もあるよ…
私だけじゃなくて、みんな心底疲れてた。
てか、私は初孫ということでお葬式で「孫からの手紙」を読まねばならんらしい。
どうしよう、何書いたらいいかわからんwww
あと、たぶん読んだら100%泣くし、読めないようだったら葬儀屋のほうで読んでくれるらしいけど、それなんて公開処刑www
でも私初孫だし、孫で唯一成人してるし、やっぱ私がしっかりしないといけないよね。
こちらがホスト(という表現であってるかな)での葬儀は、5歳以来だから、ほぼ始めてみたいなもので、学ぶことが多い。
大学入って一人暮らし始めて、自分で転居届け出したり、選挙したり、洗濯機買ったり、引っ越し決めたり、一人でやらなきゃいけないことが多くて、その度に学んで、「大人に一歩近付いた」って思って嬉しかった。
でも、今回は「大人に近付いた」とは思ったけど、全然嬉しくないよ。
大人になると通らなきゃいけない道ではあるんだけど。
時間あれば勉強しようとスー過去とか持ってきたけど、心身疲れてそれどころじゃないや(>_<)