2016-12-24 01:40
映画
映画館で見たもの録。
今年ではないものもいくつかある気がします。
携帯のメモに残っていた分なので公開日順不同。いつ見たかも定かではないし多分大半DVDセル始まってると思いますがそれはそれ。
内訳は以下の順にて。実写ドキュメントとアニメだけざっくりわけています。
・グラスホッパー
・大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院
・黄金のアデーレ 名画の帰還
・ニッポンの嘘 報道写真家福島菊次郎90歳
・広河隆一 人間の戦場
・氷の花火 山口小夜子
・ズートピア
・インフェルノ
・ファンタスティックビースト
・ハーモニー
・名探偵コナン 純黒の悪夢
・君の名は。
・聲の形
・pranetarian
・黒子のバスケ ウィンターカップ総集編
・この世界の片隅に
『グラスホッパー』
内容覚えてないけど、小説を読んで好きだった感覚は残ってる作品だっただけに?????という感想しかなかった。それぞれの登場人物の生き方には啓示となる人の言葉があって、鈴木の場合それは亡き奥さんだったはず。あれー?この夫婦すきだったけど、映画だと????しか思えない。全体的に菜々緒さんがいっそ不憫だなぁって役回りだったのだけ覚えていますが、こんな人いたっけ?原作読み直したほうがすっきりするのかな?っとここまで書いて?しか飛んでいないのでいっそ清々しい。たまにはこんなのもあります。
『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』
BGM一つとして使用しない、あるがままの音だけを取り入れた映画。日曜日以外、会話をすることなく、ミサと祈りを捧げる生活。現代のテクノロジーの入り込まない、静謐な空間。どうしてここまでして生きていけるのか、そう思ってしまうあたり、俗に塗れてるんだろうなぁ自分はと思います。死は怖いものではなく、父なる存在へ近づけるのならば幸いなこととして語った人は、誇張なく、ごく自然なことのようでした。
『黄金のアデーレ 名画の帰還』
クリムトという画家の名前は知っているが、どんな人か知らないな、この映画でついでにわからないかな。「どうして金なの?」「クリムトだからよ」。はい。いつか自分で調べます。クリムトといえばアニメ、エルフェンリート。アデーレはOPでもオマージュされています。ユダヤの迫害の背景がしっかりわかればもっと深みが増すのでしょう。命がけの亡命と、その為に年老いた両親すら置き去りにしなければならない。名画の返還は家族の思い出を取り戻す意味でもある。
『ニッポンの嘘 報道写真家福島菊次郎90歳』
報道写真家として、戦中、被爆した人をフィルター越しに残した人、福島菊次郎さん。報道写真かとは実際どんなことをしているのか?の興味からです。抗争の中を自分の信じた事象をただひたすらに映し出した人。誰かが残さないと今に見る事はできない。あの頃の写真は加工も何も無い、ただひたすらの現実を映し出していました。被曝に苦しみながらも、自分の姿を残してくれと頼まれ承諾した被爆者親子と彼の存在があるから、あの当時の生々しさが残るのだと思います。
『広河隆一 人間の戦場』
ニッポンの嘘の時の予告でこちらも興味を持ちました。写真を撮るのは下手らしい。でも戦場の写真なんだから構図がとかそんなの考えている暇なんて無いんだろう。ただ無心にシャッターを切って光景を残す。菊次郎氏と同様の現実を湾曲なく伝えるのはこうやって現実を焼き付けてくれる人がいるから、伝承じゃ無いって分かる。どんなに言葉で説明するより、一枚の写真をみたときの現実が物語る。
『氷の花火 山口小夜子』
山口小夜子さん。目の端をくっきりと黒く穿いた伏せ目の日本の黒白赤の美。この方の事は何も知りませんでした。映画のチラシが目を引いて見に行った。日本から初めてランウェイを歩いたファッションモデルの方なんですね。遺品を整理する学院の生徒さんを織り交ぜてのドキュメンタリーです。着方は服が教えてくれる、どう歩けばいいか。天性のモデルなんだなって。メイクを落とした顔はむしろ可愛い大きめな目の顔立ちでした。人形をそばに置く姿は少女のようで、そのままこの世を去った人。
『インフェルノ』
ダヴィンチコードシリーズ三作品目(1見てないです)。ダンテの神曲とヴェネツィアの街並み。水の都って響きだけでときめきます。この映画見るとちょっとした遺産巡り卓上旅行気分です。博士が動くと世界遺産吹っ飛んじゃうからやめて!と言っていたら「コナンみたいな見方やめたれ」と言われました。被害総額に意識がいってしまうのは、いつからだろう。とにかくお姉さんに金格子降ろされるところが怖い。あと博士の昔の良い人出て来たのでこっそり拳を握る。この二人は今の協力関係と多少相手をフィルター越しに見てる今くらいがベストの距離感です。
『ファンタスティックビースト』
スキャマンダー先生!っと思いきやおっさんに癒されました。ド派手に騒動が起こるとテンション上がる人間なので街が大パニックはドキドキしました。懐かしのテーマソングが流れも流れましたね。ハリポタの世界と繋がってるのかな?あまりその辺理解せずに行ったのですが、景色が現代っぽいので魔法が出てくる別作品で見てまさした。カバンから体が覗いてるシーンがシュールだが可愛い。だがしかし始終小太りなおっさんと美女のコンビがたまらんと最後まで応援してグッドエンド!
『ハーモニー』
「屍者の帝国」の作者の三部作二部目。こちらも原作未読。前回がアニメーションだったのに対して今回はグラフィック。アニメーションで、見たかったな。屍者が男児間の愛してるの言葉探りに対して、今回は女児間でミァハという異端のカリスマへの憧れで百合を醸しつつ「愛していた」で締めていました。ハーモニーシステムとかよく理解はしていないのですが、愛について考える人の幾つかのパターンとして三部目の虐殺器官もこれを回収していくのかが気になるところです。過信しすぎる高度医療技術と健康維持プログラム。そうやって機械に選択を支配された世界はサイコパスの記憶が新しいです。でも現代社会着実にこの未来に進んでいるのは確か。
『名探偵コナン 純黒の悪夢』
2016年コナンは黒の組織が仕事するー。と去年の予告からスタンバッテいましたが、放映後はまさかの赤安ショックを業界にぶちこんで来ましたね。そこにはいかなかったので(∵)という状況でした。とりあえず今回は新装した水族館併設型遊園地を即日破壊し、ノルマ達成の都心の死神。今米花町で稼動してるテーマパークってどこがあるんだろうか…と、メタなこと考えてしまいます。ジンちゃんはちゃんと仕事してました。そしていつからこんなにジンちゃんの仕事を心配するようになったのか。
『ズートピア』
前向きになれる映画。ニックとジュディが可愛いにつきる。猪突猛進と少しひねくれ屋のコンビ。大きさや種類による偏見もありつつ気合と根性と友情で乗り切るので明るくなれますね。何度も〜やるのよ〜のテーマソングが可愛くて好きです。ニックのおでこ撫でたい。あと半眼のニックが可愛いというより、何だかけしからん。総じて、ナマケモノが大半いいとこもっていってくれた。
『君の名は。』
ラッドさんのプロモーションアニメのノリで観てました。映像と曲がぴったりでなんだか嬉しくなった。話も時系軸は初見は複雑ですが、出会いと巡り会いの物語で新海さん、お互いの距離を物理的に引き離すの好きですね。本編ラストは秒速を思い起こさせたのですが、今回はちゃんとたどり着けて良かったです。空と光の表し方が変わらず綺麗で、曲と映像美で満足。後々言われて気付きましたが、言の葉の先生だったんでしょうか?誰そ彼の先生は。入野は…靴職人の入野はいませんか?
『聲の形』
パステルめの柔らかい色彩と柔らかいキャラフォルムなのに題材は淡くない。普段聞かない聲を聞くのは貴重な機会です。登場人物其々色んな方向から言葉にしない声が交差していて、伝わらない苦しさは決して言葉だけの問題じゃないんだよな、っていう永遠の課題。原作を見ても辛かった小学生の頃のやりきれない感じは映像でも端折った部分はあれど辛かった。別口の明るい感想としては、ゆづるが天使です!原作読んだって、ゆづるが女の子って判明したあたりまでなので序盤ニ。
『pranetarian』
星を見る人、という枠組みの人が好きなんだなあ、と改めて思いました。ロボットは涙を流すか。その命題は屍者の帝国でも描かれていましたが、SFの命題でもあります。荒廃し訪れる人のいないプラネタリウムで来館を待ち続けていた彼女の存在を考えると切なくなる。荒廃の世界設定はそれが再生されることなく、その厳しい生存現状の中でも生きるために生き延びようとしなければ行けないのがせんない。そんな世界でロボットとはいえなんの穢れも荒みもないゆめみちゃんの存在の清らかさは異質で美しいです。ロボットと人間は友になれるか?王道のストーリーですが、それゆえ懐かしくなります。
『黒子のバスケ ウィンターカップ総集編』
『影と光』青峰黒子火神の関係の凝縮。いや、腐った意味でなら火黒やら青火すきで青黒も読む人間なのでこうまとめていただけるともう語彙喪失してしまう思い。火黒も青峰という存在がいて余計今の関係最高だし、青黒も、火神誠凛の今があるからこそ余計にあの頃の分岐点が惜しまれる…こう…その三人の関係調和というか…三人の誰が欠けても成立しない感じがすごい。いや、これバスケ漫画だったわ…。
『涙の先へ』キセキ推しのむっくん回。いやね、キセキ黒なら一番紫黒です。お互い怒り出したら引けなさそうな頑固者同士っぽそうだし、なんやかんやで最終的にむっくんのが紳士的に折れてくれそうで好き。というただの妄想。そして、紫氷も好きです。と、趣向の話はさておき、むっくん美人だった……。もう、これでお腹いっぱいなくらい。展開わかっていても、氷室さんの涙でスイッチ入るの胸熱です。なのでごめん、黄瀬。お前が海常に行けたことは良かったと凄く思う。だけど、むっくんでおなか一杯(笑顔)
『扉の向こう』秀徳の光と影がかっこいいのだよ。ウィンターカップアニメでほとんど見てないので、このやりとりえり映像は初見でした。真ちゃんが先にフォームに入ってそこに高尾ちゃんがボールをあの流れ胸熱くて拳握りしめます!そしてパァンッと片手でドシャットした赤司さんにテメェ、この、k(語彙の乱れ)わかるよ。利き手あるとどうしても避けられないのわかるよ。降旗くんは端折られても仕方ないなーとは思いましたが、峰さんの「扉の前に立ってたのはお前だった」のくだりがなかったのは少し残念。黒子が倒したかったのは個人プレーに走らせた帝光バスケだから、これは黒子が選手未来全てかけてやり遂げたチームの戦いなのでやっぱり胸熱です。
『この世界の片隅に』
戦時中の広島の呉が舞台ですが悲壮感ばかりではなく、どんな状況でも作って食べて生き抜く日常光景の尊さがありました。配給が減っても悲観ばかりせず、野花を工夫して食卓に並べる。散りばめられた別れは辛いものですが、帰る場所があるというのは、やはり良いものですね。初めは剣?だったお義姉さんでしたが最後にはすずと一緒に配給を美味しそうに食べている姿にはほっこりしました。世情の悲壮感ではなく、とりあえず食すべし。とても良い。最後の幼子は、りんさんと関係があるのでしょうね。原作未読ですが、EDの映像から映画では語りつくせなかったりんさんとの物語も察します。のんさんの声とすずがとても合っていました。
内容覚えてないけど、小説を読んで好きだった感覚は残ってる作品だっただけに?????という感想しかなかった。それぞれの登場人物の生き方には啓示となる人の言葉があって、鈴木の場合それは亡き奥さんだったはず。あれー?この夫婦すきだったけど、映画だと????しか思えない。全体的に菜々緒さんがいっそ不憫だなぁって役回りだったのだけ覚えていますが、こんな人いたっけ?原作読み直したほうがすっきりするのかな?っとここまで書いて?しか飛んでいないのでいっそ清々しい。たまにはこんなのもあります。
『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』
BGM一つとして使用しない、あるがままの音だけを取り入れた映画。日曜日以外、会話をすることなく、ミサと祈りを捧げる生活。現代のテクノロジーの入り込まない、静謐な空間。どうしてここまでして生きていけるのか、そう思ってしまうあたり、俗に塗れてるんだろうなぁ自分はと思います。死は怖いものではなく、父なる存在へ近づけるのならば幸いなこととして語った人は、誇張なく、ごく自然なことのようでした。
『黄金のアデーレ 名画の帰還』
クリムトという画家の名前は知っているが、どんな人か知らないな、この映画でついでにわからないかな。「どうして金なの?」「クリムトだからよ」。はい。いつか自分で調べます。クリムトといえばアニメ、エルフェンリート。アデーレはOPでもオマージュされています。ユダヤの迫害の背景がしっかりわかればもっと深みが増すのでしょう。命がけの亡命と、その為に年老いた両親すら置き去りにしなければならない。名画の返還は家族の思い出を取り戻す意味でもある。
『ニッポンの嘘 報道写真家福島菊次郎90歳』
報道写真家として、戦中、被爆した人をフィルター越しに残した人、福島菊次郎さん。報道写真かとは実際どんなことをしているのか?の興味からです。抗争の中を自分の信じた事象をただひたすらに映し出した人。誰かが残さないと今に見る事はできない。あの頃の写真は加工も何も無い、ただひたすらの現実を映し出していました。被曝に苦しみながらも、自分の姿を残してくれと頼まれ承諾した被爆者親子と彼の存在があるから、あの当時の生々しさが残るのだと思います。
『広河隆一 人間の戦場』
ニッポンの嘘の時の予告でこちらも興味を持ちました。写真を撮るのは下手らしい。でも戦場の写真なんだから構図がとかそんなの考えている暇なんて無いんだろう。ただ無心にシャッターを切って光景を残す。菊次郎氏と同様の現実を湾曲なく伝えるのはこうやって現実を焼き付けてくれる人がいるから、伝承じゃ無いって分かる。どんなに言葉で説明するより、一枚の写真をみたときの現実が物語る。
『氷の花火 山口小夜子』
山口小夜子さん。目の端をくっきりと黒く穿いた伏せ目の日本の黒白赤の美。この方の事は何も知りませんでした。映画のチラシが目を引いて見に行った。日本から初めてランウェイを歩いたファッションモデルの方なんですね。遺品を整理する学院の生徒さんを織り交ぜてのドキュメンタリーです。着方は服が教えてくれる、どう歩けばいいか。天性のモデルなんだなって。メイクを落とした顔はむしろ可愛い大きめな目の顔立ちでした。人形をそばに置く姿は少女のようで、そのままこの世を去った人。
『インフェルノ』
ダヴィンチコードシリーズ三作品目(1見てないです)。ダンテの神曲とヴェネツィアの街並み。水の都って響きだけでときめきます。この映画見るとちょっとした遺産巡り卓上旅行気分です。博士が動くと世界遺産吹っ飛んじゃうからやめて!と言っていたら「コナンみたいな見方やめたれ」と言われました。被害総額に意識がいってしまうのは、いつからだろう。とにかくお姉さんに金格子降ろされるところが怖い。あと博士の昔の良い人出て来たのでこっそり拳を握る。この二人は今の協力関係と多少相手をフィルター越しに見てる今くらいがベストの距離感です。
『ファンタスティックビースト』
スキャマンダー先生!っと思いきやおっさんに癒されました。ド派手に騒動が起こるとテンション上がる人間なので街が大パニックはドキドキしました。懐かしのテーマソングが流れも流れましたね。ハリポタの世界と繋がってるのかな?あまりその辺理解せずに行ったのですが、景色が現代っぽいので魔法が出てくる別作品で見てまさした。カバンから体が覗いてるシーンがシュールだが可愛い。だがしかし始終小太りなおっさんと美女のコンビがたまらんと最後まで応援してグッドエンド!
『ハーモニー』
「屍者の帝国」の作者の三部作二部目。こちらも原作未読。前回がアニメーションだったのに対して今回はグラフィック。アニメーションで、見たかったな。屍者が男児間の愛してるの言葉探りに対して、今回は女児間でミァハという異端のカリスマへの憧れで百合を醸しつつ「愛していた」で締めていました。ハーモニーシステムとかよく理解はしていないのですが、愛について考える人の幾つかのパターンとして三部目の虐殺器官もこれを回収していくのかが気になるところです。過信しすぎる高度医療技術と健康維持プログラム。そうやって機械に選択を支配された世界はサイコパスの記憶が新しいです。でも現代社会着実にこの未来に進んでいるのは確か。
『名探偵コナン 純黒の悪夢』
2016年コナンは黒の組織が仕事するー。と去年の予告からスタンバッテいましたが、放映後はまさかの赤安ショックを業界にぶちこんで来ましたね。そこにはいかなかったので(∵)という状況でした。とりあえず今回は新装した水族館併設型遊園地を即日破壊し、ノルマ達成の都心の死神。今米花町で稼動してるテーマパークってどこがあるんだろうか…と、メタなこと考えてしまいます。ジンちゃんはちゃんと仕事してました。そしていつからこんなにジンちゃんの仕事を心配するようになったのか。
『ズートピア』
前向きになれる映画。ニックとジュディが可愛いにつきる。猪突猛進と少しひねくれ屋のコンビ。大きさや種類による偏見もありつつ気合と根性と友情で乗り切るので明るくなれますね。何度も〜やるのよ〜のテーマソングが可愛くて好きです。ニックのおでこ撫でたい。あと半眼のニックが可愛いというより、何だかけしからん。総じて、ナマケモノが大半いいとこもっていってくれた。
『君の名は。』
ラッドさんのプロモーションアニメのノリで観てました。映像と曲がぴったりでなんだか嬉しくなった。話も時系軸は初見は複雑ですが、出会いと巡り会いの物語で新海さん、お互いの距離を物理的に引き離すの好きですね。本編ラストは秒速を思い起こさせたのですが、今回はちゃんとたどり着けて良かったです。空と光の表し方が変わらず綺麗で、曲と映像美で満足。後々言われて気付きましたが、言の葉の先生だったんでしょうか?誰そ彼の先生は。入野は…靴職人の入野はいませんか?
『聲の形』
パステルめの柔らかい色彩と柔らかいキャラフォルムなのに題材は淡くない。普段聞かない聲を聞くのは貴重な機会です。登場人物其々色んな方向から言葉にしない声が交差していて、伝わらない苦しさは決して言葉だけの問題じゃないんだよな、っていう永遠の課題。原作を見ても辛かった小学生の頃のやりきれない感じは映像でも端折った部分はあれど辛かった。別口の明るい感想としては、ゆづるが天使です!原作読んだって、ゆづるが女の子って判明したあたりまでなので序盤ニ。
『pranetarian』
星を見る人、という枠組みの人が好きなんだなあ、と改めて思いました。ロボットは涙を流すか。その命題は屍者の帝国でも描かれていましたが、SFの命題でもあります。荒廃し訪れる人のいないプラネタリウムで来館を待ち続けていた彼女の存在を考えると切なくなる。荒廃の世界設定はそれが再生されることなく、その厳しい生存現状の中でも生きるために生き延びようとしなければ行けないのがせんない。そんな世界でロボットとはいえなんの穢れも荒みもないゆめみちゃんの存在の清らかさは異質で美しいです。ロボットと人間は友になれるか?王道のストーリーですが、それゆえ懐かしくなります。
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『影と光』青峰黒子火神の関係の凝縮。いや、腐った意味でなら火黒やら青火すきで青黒も読む人間なのでこうまとめていただけるともう語彙喪失してしまう思い。火黒も青峰という存在がいて余計今の関係最高だし、青黒も、火神誠凛の今があるからこそ余計にあの頃の分岐点が惜しまれる…こう…その三人の関係調和というか…三人の誰が欠けても成立しない感じがすごい。いや、これバスケ漫画だったわ…。
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『扉の向こう』秀徳の光と影がかっこいいのだよ。ウィンターカップアニメでほとんど見てないので、このやりとりえり映像は初見でした。真ちゃんが先にフォームに入ってそこに高尾ちゃんがボールをあの流れ胸熱くて拳握りしめます!そしてパァンッと片手でドシャットした赤司さんにテメェ、この、k(語彙の乱れ)わかるよ。利き手あるとどうしても避けられないのわかるよ。降旗くんは端折られても仕方ないなーとは思いましたが、峰さんの「扉の前に立ってたのはお前だった」のくだりがなかったのは少し残念。黒子が倒したかったのは個人プレーに走らせた帝光バスケだから、これは黒子が選手未来全てかけてやり遂げたチームの戦いなのでやっぱり胸熱です。
『この世界の片隅に』
戦時中の広島の呉が舞台ですが悲壮感ばかりではなく、どんな状況でも作って食べて生き抜く日常光景の尊さがありました。配給が減っても悲観ばかりせず、野花を工夫して食卓に並べる。散りばめられた別れは辛いものですが、帰る場所があるというのは、やはり良いものですね。初めは剣?だったお義姉さんでしたが最後にはすずと一緒に配給を美味しそうに食べている姿にはほっこりしました。世情の悲壮感ではなく、とりあえず食すべし。とても良い。最後の幼子は、りんさんと関係があるのでしょうね。原作未読ですが、EDの映像から映画では語りつくせなかったりんさんとの物語も察します。のんさんの声とすずがとても合っていました。
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