別に変態男でもなんでもなかった。びっくりするほど中身無視の邦題だ(^p^)どうした!
映画見ないでつけたのかな〜。「トランクに女性を監禁する男の話」とか、あらましだけ聞いたら変態っぽいもんね。

邦題はめちゃくちゃだったけど、中身はすごく良かった。
この監督さんすごいね。心理描写とかキャラクターの掘り下げとか、びっくりするほど深いし、見せ方も「こう来るか!」って感じ。B級っぽかったからつまらないかなと思ったけど、いい意味で裏切られた。秀逸。
びっくりしたのは、あんまりセリフでキャラクターを作ってないところ。あんまりしゃべってないのに、キャラクターが出せてるってすごい。
音楽での雰囲気作りもほとんどない。それも演出の一つみたい。

私がもう少し若かったらこの映画の良さはわからなかった。多分、「なんでそうなるの?」、「意味不明だし」、で終了。こういうとき、ほんといい年の取り方をしたなって思う(*^ ^*)改めて感謝。今まで関わってきた人たちがいなかったら、こんな風に成長はできなかった。
全面的に肯定はしないけど、こういう終わり方もあり。この人たちらしくていいし、無理がない。そういうように、全体で描いてきてる。

おもしろかった〜。時間あったらもう一度見よう(*^ ^*)