母親とその浮気相手を殺した罪で州立病院に入れられていた知的障害者のカール。退院を許され、再び故郷に戻ったカールは、そこである母子と親しくなり…。
とてもいい一本でした。
DVDのパッケージかPOPか忘れちゃったけど、「心を抉る一作」という言葉に惹かれて借りた作品。確かに心を抉られる一作だった。
「You will be happy」の文字を見たとき、予感はしてた。やめてくれって思ったけど…こういうこともあるかな。でもなんだか変だ。彼もいろいろ苦しんでああなったんでしょうから。
頭が痛い。泣ける。
こういう愛し方もあるし、こういう愛し方しかできない人もいるかもしれないけど…傷ついた。
フランクはカールの話し方が好きだと言って、一緒にいると落ち着くと言ったのにもう会えない。それどころか、自分のためにしたことだって一生背負っていく。こういうこともある。あるけど、耐えられない。
最後に主人公のカールが、フランクの母の友人ボーンに言うんだ。
「フランク、あの子の居場所は自分の心の中にしかない。そこは荒野のように広い…。あの子をよろしく頼む」
って。
そのときのカールの表情見てたら、急に涙があふれてきた。切り込むような感動だったよ。胸が痛かった。
時間あったら見てみて。みゆが好きそうな映画じゃないけどさ(^^;)でもきっと、そんなに悪くないと思うんだよ。
理解出来ない事って、世の中たくさんあるよね
理解していきたい事も、理解したくもない事も、したくなくてもしていかなきゃいけない事もたくさんあって頭痛くなる時あるよねー