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24/05/11 03:35
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話題:本の感想
漸く待ちに待った天冥の標? 新世界ハーブC
舞台は植民星ハーブCの都市メニー・メニー・シープ建国秘話へと続くドラクエのロト三部作っぽくドキドキの伏線ゴボウ抜き展開!
ネタバレ注意ですΣm9`Д´)!
ネタバレが嫌なら舌噛んでしね(暴言)
前作で太陽系星系全土に95%の致死率を誇る原種冥王斑ウイルスを撒き散らされ、ほんの一握りの子供達しかいない絶望のどん底から始まるアイネイア・セアキ編の完結編。
先ず、1巻のラストは以下の一文で〆られてまして…
かつて六つの勢力があった。これまでのシリーズで明らかになった各組織
それらは「医師団(リエゾン・ドクター)」「宇宙軍(リカバラー)」「恋人(プロテイユート)」「亡霊(ダダー)」「石工(メイスン)」「議会(スカウト)」からなり、「救世群(プラクティス)」に抗した。
「救世群」は深く恨んで隠れた。
時は流れ、植民地が始まった−。
医師団
シリーズの主人公セアキ一族の先祖である児玉圭吾と矢来華奈子の2人が所属していて2巻で冥王斑治療に奔走した日本特定患者群連絡医師団。
のちにロイズ保険社団に吸収されて外殻のみ存在ですが。
救世群
致死率95%の感染病 冥王斑から奇跡的に回復した檜沢千茅らが設立した団体を祖とする組織。
ミスン族(石工)との同盟で彼女(?)らの技術で身体を改造して、硬殻体となるも…激怒し興奮状態になると
咀嚼者(フェロシアン)と呼ばれる暴走状態になってしまう。
ちなみに歴代の長は檜沢千茅の子孫。
宇宙軍
真空の宇宙でも生活出来るように身体改造したアイルランド系のキリスト教徒を中心にした新人類。
特殊な環境で生活するせいか、バイセクシュアルだしホモだしレズ(身も蓋もない)
恋人
人間に奉仕することが存在意義の動く南極2号(まて)
救世群と共存していたけど、あることが理由で袂を別つ。
高い技術力を持ち大工(カーペンター)としてメニーメニーシープ建国に尽力した一団でもあります。
亡霊
他星系からやって来た基本的に傍観者の立場を取る生体やコンピューター内に寄生する知性体。
本来の個体名はノルルスカイン。
石工
本来の種族はミスン族。
高度な技術力を持つけど、同族以外の種族とは恐ろしいまでにコミュ障。
6巻で起きた宇宙戦争は6割ぐらいがこいつらのせい(笑)
今作は
議会(スカウト)がメインですね。
ずっと疑問だったけど、なんで議会がスカウトなの?って思ったけど…大人が殆どいない中、混乱を収めようと中心にいたアイネイア達スカウトグループが中心になっていたからなんだな…議会=スカウトってのはその名残りだね。
5万人の生存者がほぼ子供って中、大方の予想通りの展開だったけど…まぁ〜フリーセッ○ス過ぎて笑った(爆)
でも、性描写は4巻ほどじゃないけどね(^^;;
1番驚いたのが、メニー・メニー・シープ建国の祖であるサンドラがビックリするほどの腹黒姉ちゃんだったこと(^^;;
フォローするなら「計算高い女」ですね(フォローになってない)
建国の淑女(オリジナル・レディー)なんて言われている女性だから、さぞかし知性的な女性なんだろうなぁ〜って思ってたのに(血涙)
現実たぁ〜そんなもんですよね(σ- ̄)
漸くメニー・メニー・シープへと舞台に戻りましたが…しかし、いくつかの疑問が残る。
西暦2503年に植民星ハーブC墜落して墜落した島に街を造り、メニー・メニー・シープ建国。
でも、実際は僅か1年で他星系に行く技術なんてノルルスカインでもミスチフでもミスン族でも不可能。
では、メニー・メニー・シープ…つーか、ハーブC全体に供給している電力供給源元は?
エピローグのサンドラの質問の答えとは?
地震と1Gの理由は?と様々な謎と伏線が入り乱れての次巻、天冥の標? ジャイアント・アーク
来夏が楽しみでごわす( ̄ー+ ̄)ノシ
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