当番日は暇過ぎるから
先日発売された本を読み終わった

『はやぶさ、そうまでして君は』
川口淳一郎 著

早いもんでもう『はやぶさ』が帰って来て半年過ぎちゃったんですな

ちなみに軌道の魔術師ってのは火星探査機『のぞみ』のドキュメントを書いた『恐るべき旅路』の著者 松浦晋也氏が付けた愛称
まさに日本が誇る最強のマッドサイエンティスト(失礼)『はやぶさ』ではプロジェクトマネージャー(PM)って最高責任者の立場から見ていた７年(計画の立ち上げまでを入れたら実に四半世紀！)の思いが綴られてます。

つくづく思うのが『のぞみ』での悔しさがあったからこそ、こんな快挙に繋がったんだと思います。
先日の『あかつき』の記者会見なんか可愛いぐらいにフルボッコだったからなぁ〜(苦笑)

やっぱり、何度読んでも聞いても 正直笑ってしまうのは…
キセノンガスの生噴射による姿勢制御とイオンエンジンのにこっそり付けられていたバイパスダイオードの裏技(鼻血)
的川先生の著書にはイオンエンジンの開発責任者の國中均先生がこっそりダイオードを組み込むエピソードが語られてますが(笑)

そりゃ〜管制室では顔面蒼白の事態なのは良くわかるけどさ(笑)
Σ何？このコナミコマンド！(血飛沫)
などと思ったもんです(しみじみ)

内容は先述の通りPMとしての立場から思いが綴られてますゆえ、山根さんや的川先生の著書を合わせて読むと三者三様の視点が楽しめたり(鼻血)


しかし、最後の方に書かれている某大臣が仕分けの時に言った『２番でいいじゃん』って発言を言葉こそ穏やかだけど手厳しく非難しているのを読んで、科学者等に完全に嫌われてますね〜レンホーさんは(爆)
やっぱりさ、レンホーさんは熱湯風呂に入って土下座して謝った方が良いかと(吐血)

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