話題:本の感想
やっと読み終わった(^O^)/
先ず、率直な感想を言います。
スゲー!
このひと言につきる!
確か早川の塩澤氏が天冥の標より凄い!って年末ぐらいのツイッターで言ってたのが印象的だったけど…
7巻は凄いじゃんか、ドラクエ3が大好きだからあのノリが大好きだよ^ ^
でも読み終えて見れば確かに天冥の標と共通するテーマかな?と思うし
それを見ると前述した早川の編集者さんの言葉も納得せざる得ない(^^;;
まぁ〜フォローするなら天冥の標はまだ完結してないし、これからが本題だろうけどね(^^;;
そんな天冥の標すら凌駕する内容なんだからっと少し構えて読んでましたが…前作のラストから十数年。
あと何十年もすれば
プルームの冬と言う成層圏まで達する溶岩噴出により太陽の光が届かない死の星になってしまう地球と人類滅亡のカウントダウンに抗う人々の物語。
※前作
華竜の宮の本編からエピローグまでの空白の40年の話。
大きく分けると3人の主人公で構成されてまして…
1人目が陸上民ながら陸上民と海上民との文化的な統合を測ろうと奔走する前作の主人公 青澄。
2人目が元医師の身でありながら、ラブカと言ういわゆる海賊団となり陸上民の輸送船を襲う海上民ザフィール
3人目が旧時代(まぁ〜現代ですが)の遺産、宇宙開発を復活させて人工知能と人類の文明を宇宙へ飛ばすために奮闘する星川ユイ
ぶっちゃけ前作の
華竜の宮を読むべき。
こっち読まないと登場人物の関係がイマイチ分からないかも(^^;;
しかし、1番嬉しいのが短編集の
リリエンタールの末裔に登場した空を飛ぶのを夢見ていた青年チャムが老エンジニアとしてユイの前に登場って!
魚舟・獣舟、リリエンタールの末裔、華竜の宮と繋がるのは嬉しい演出。
物語はSFって土台に差別問題や環境問題など様々なテーマが前作以上に明確かつ大量にぶち込まれてますね。
信念に生きる者、夢を追いかける者、欲望に忠実な者、権力を握る者
其処には善悪の線引きなんかされていない。
やっぱり最大のテーマは
人間の業だなぁっとヒシヒシと感じますね。
そして、タイトルの深紅の碑文の意味は実際に読んで感じ取って下さいm(u_u)m
コメント書き込み
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14/02/22 13:47
>>ジャンゴさん
あーそっか、エリジウムか^ ^
そのもあるかも(笑)
個人的にはウォーターワールドと小松左京先生の日本沈没を下敷きにしている感はありますね(^^;;
けど、確かにデストピアものですね。
終末の日が約束されていて「その日」を迎える前に「人類」って種と文明を存続させようと足掻く…そんな話です^ ^
あーそっか、エリジウムか^ ^
そのもあるかも(笑)
個人的にはウォーターワールドと小松左京先生の日本沈没を下敷きにしている感はありますね(^^;;
けど、確かにデストピアものですね。
終末の日が約束されていて「その日」を迎える前に「人類」って種と文明を存続させようと足掻く…そんな話です^ ^
なんとなく、映画『エリジウム』を彷彿させる様な設定ですね。
いわゆるディストピア物ですか?
旧人類の遺産を発掘してたら巨神兵やらボルジャーノン(ザク)だのが掘り出されたり、銃を空手の様に操る処刑執行人が暴れたりするんですね。わかります(笑)( 〃▽〃)
深紅の碑文ってなんだろ……?
いわゆるディストピア物ですか?
旧人類の遺産を発掘してたら巨神兵やらボルジャーノン(ザク)だのが掘り出されたり、銃を空手の様に操る処刑執行人が暴れたりするんですね。わかります(笑)( 〃▽〃)
深紅の碑文ってなんだろ……?
善