話題:今日見た夢
ここ数日精神的に来るようなハードな夢ばかり見ていたのだが、今日はそんなことなかった。


脳内設定が可視化されたvs怪人組織ゼルフェノアの夢だったけど、ざっくりと書きますと→秘密兵器(自称)は登場するわ・鼎さん復帰→覚醒しちゃうわ・敵幹部も現れる上に敵がわらわらと多いわで。


昨日見た夢の続きになってた。
前回の怪人による鼎誘拐事件から1週間は経ってるっぽい?


司令室では研究室長の宇崎とオペレーターの一葉が「最近鼎さんの姿が全然見ないけどどうとか」とかなんとか話していた。
宇崎は「あぁ〜鼎なら晴斗達が出撃している間に、ちょいちょいこっちに顔見せに来てるぞ。本人的にはそろそろ復帰出来るって」
一葉は安心したようだった。
「今、本部の隊員人員足りてないんですよね。連日のようにミラージュ(怪人)が出現してるから負傷者続出ですよ」
「敵も敵だな〜。あっちも戦闘員を出してきているしな」
「グラファス(敵組織名)、不穏ですね」


本部のアラートが鳴った。

一葉はモニターを確認する。
「ミラージュ出現、ミラージュ出現!各種戦闘配置について下さい!」
「…で、場所は?」
「ここです」
一葉はモニターを引きの状態にして宇崎に見せた。場所は人が多い市街地だった。人々が逃げ惑う様子が映っている。
「よりによって市街地かよ…!しかも敵が多いな〜。なんなんだこの数は」
モニターに映っている怪人の数はざっと見て3体+戦闘員的な怪人が10体はうようよといた。

晴斗は出撃前に宇崎に呼び出された。渡したいものがあるという。
「晴斗くん、これを君に渡しておくよ」
ずっしりとした50センチくらいの…銃…なのか?銃にしては大きい。
「何ですか、これ」
「秘密兵器だ☆雑魚にはこれを使ってくれたまえ」
「は…はぁ…」


市街地では怪人どもが破壊の限りを尽くしていた。
隊員が少ない状況なので晴斗と彩音だけ現場に駆り出された。敵の数はミラージュ3体に戦闘員が10体。圧倒的に不利。
こんな状況でどうしろっていうんだよ。

彩音は雑魚狩りをすることにしたようだ。晴斗はミラージュ撃破に挑むが敵の雰囲気が明らかに違っていた。
「…なっ…!?(以前よりも強化されてる!?)」
「晴斗、どうした!?」
「敵が強化されてます!」
「ちょっと、それヤバイじゃない!」
ふたりは四面楚歌となっていた。


一方、本部。鼎は静かに動き始めていた。宇崎は司令室の前を通る鼎の姿を見た。宇崎は制止しようとする。
「お…おいっ!鼎、お前行く気なのか!?本当に行けるのか!?」
「敵の数が多い上に強化されてると聞きましたので」

鼎はつかつかと制止を振り切った。
声のトーンが元に戻っている。いつもの冷静沈着な鼎だった。
「あいつ(鼎)もあいつで…なんでこう、無茶したがるのかー。鼎は生き急いでるようにしか見えない」
「鼎さん、いつもあんな感じですよ。戦闘になると人が変わるのは」


一方市街地。たったふたりで10体以上の敵との戦いは消耗戦の様相を呈していた。
「晴斗」
「なんですか!?」
「室長から秘密兵器渡されたんだっけ?それ使ってみたら」
自称・秘密兵器☆の銃…というよりはバズーカみたいな武器を早速使ってみることにした。通常のvs怪人用の銃よりも大きく、重い。

よくわからないままに構えて、トリガーを思いっきり引いてみた。
ものすごい反動が晴斗を襲った。なんだこれは!?
銃から放たれたビームはものすごい音と共に雑魚を半分以下にまで一掃した。なにこれ…強っ。反動で身体が飛んだぞ。


ふたりが必死に雑魚狩りをしている間に、鼎は現場にいつの間にか到着していた。
「待たせたな」
晴斗は喜びを見せた。
「鼎さん!復帰出来たんですか!?…敵が多いから会話どころじゃないけど」
鼎は武器を構えず丸腰で辺りを見渡した。状況を把握していたようだった。ミラージュ3体がまだ撃破されていない…。どうする…?


鼎はカメラの位置に顔を上げ、宇崎に聞いていた。
「室長、頼みがあります」
「どうしたー?」宇崎は軽く答える。
「あれの使用許可を頂きたい」
「あれって、鼎…お前5分以内に片付けないと死ぬリスクが倍になるぞ!?正気か!?」
「ミラージュ3体撃破するには覚醒を使うしか手段がありません。強化されてるとも聞きます」
「だが鼎…冷静になれ!いいか…きっちり5分以内に撃破しろ。でなければ許可は出せない」
鼎の雰囲気が変わったように見えた。気のせいか?見慣れたあの仮面姿のはずなのに、どこか余裕を感じられるように見える。
「えぇ…片付けますよ。だから使用許可を!」
鼎に圧されるような形で宇崎は鼎の覚醒を許可した。


宇崎は一葉に伝えた。鼎の刀が「赤く発光」してから5分計れと。
鼎はようやく刀を抜いた。刀は静かに赤く発光している。そして、刀の形は大太刀に変化した。

覚醒した鼎は身体能力が一時的に上がるのか、ものすごいスピードでミラージュ1体をいつの間にか撃破していた。残り2体。
衝撃波が伝わる。地響きのような衝撃波。晴斗の覚醒時よりも威力は大きい。
晴斗はあっけにとられていた。強い…。

本部ではタイマーを凝視しているふたりがいた。まだ1分しか経っていない。早い、早すぎる。


覚醒した鼎の攻撃は容赦なかった。刀が超攻撃型なのも関係しているのか?

刀が大太刀に変化したことでリーチが長いのもあってか、斬るというよりは叩く・突くような戦闘スタイルに変化している。
鼎は一気にミラージュ2体を撃破した。衝撃波と爆発音で現場はカオスと化していた。

本部ではタイマーを凝視しているふたりがいた。一葉は宇崎に少し引き気味に報告する。
「し…室長、ミラージュ3体撃破です」
「…で、時間は」
「3分30秒…です」
「以前の覚醒時よりも時間が短縮されてるな〜。鼎に何が起きたんだ」


市街地では全ての敵を撃破した3人がいた。鼎は戦闘後に一気に力が抜けたように倒れこんだ。刀は元の刀に戻っていた。
彩音は手慣れた様子で鼎を見る。
「気を失っただけよ。覚醒すると一気に体力消耗するから鼎にとっては諸刃の剣なのよ。だから鼎の覚醒は許可が必要なわけ。下手すると死のリスクが高まるから」
「…え…じゃあ鼎さんの覚醒って、死と隣り合わせってことなのか」
「鼎の場合は晴斗くんみたいにいつでも使えるわけじゃない。晴斗くんは覚醒したばかりだからまだわからないよね」


本部ではヒヤヒヤしながら戦闘後の3人を見守る宇崎がいた。
「ホント、毎回毎回鼎には参ってしまうよ〜。なんであいつが無茶するかは察しているが」
「でも敵が強化されたのはまずくないですか?室長、ここ見て下さい」
「どしたー?」
宇崎はモニターの端に映る、美男美女を確認した。こいつらって幹部クラスのミラージュじゃなかったか…?


女幹部は現場でクスクス笑みを浮かべながら何かを企んでいるようだった。

幹部達は何かを提案しているようにも見えたが、いつの間にかふたりは姿を消していた。
「ゼルフェノアで消すならあの仮面の女かしらね〜。あいつ邪魔だもの」
「あの高校生も厄介だな。覚醒していたぞ」
「それにしてもあの仮面の女、身体と顔に相当なダメージ受けてるからそのうち死ぬんじゃないかしら?計画の邪魔なのよね、あの女…」


幹部ふたりの計画って…何?


秘密兵器☆のバズーカ砲は、ゼンカイジャーに出てきたゼンカイキャノンみたいな感じでした。
ものすごい反動で使用者の身体が後方に浮く(飛ぶ?)のも同じ。

雑魚以外にも効きそうだけどな…。威力やべーもん…。