たとえば、
ふたりで旅行に行って
ふたりで同じ部屋に寝たとしても
何事も起こらない、そんな自信がある。



他人に対してこんな風に思うのは初めてです。
きぃくんのはなし。

同性異性関わらず他人と過ごすのは気を使うから
合宿とか旅行の類はきらい。
でも、嫌われたくないなーとか、離れたくないなーとかは思うから、それなりにちゃんと気持ちを伝えながら、

連絡は途絶えません。笑



昨日、ユウくんが私に気を使ってくれて、ごはんに連れて行ってくれました。
一昨日は二人ともすぐに爆睡してしまったから、ふたり、違う時間を過ごしてた一昨日の話をしました。

先輩の話、きぃくんの話、ユウくんのお友達の話。

「例えば、俺が今死んだとしたら」
「うん」
「きぃとなら、賛成するよ。安心してりょーさん任せられる」

他の幼馴染みたちはダメだけど。って

「きぃとりょーさんは本当に合ってると思う。三人で出かけたら俺いない方がいいからなー」
「なにそれ笑」
「きぃは俺には多少気使わな話せんと思うからなー。ほんま、俺との20年間なんやってんって思うわ」

やきもちは、私に妬いてるんだって。
一週間足らずで20年間を超えてしまった。笑

他に誰かいい人がいるんならそれはそれでいいけど、ユウくんとしては気心の知れたきぃくんならより安心だ、と言っていました。

「でも俺まだ死にませんから!まだまだ健康体ですから!」

ほんとに、ほんとに死なないでよ。

「帰りが遅いといつもニュースチェックする」
「真っ先にりょーさんに連絡行くと思うけど?」
「来ないこともあるかも知れないから」

人よりも、毎日危険と隣り合わせだから。
心配してるよ。
いつでも、気を付けてね、って送り出す。

「きぃくんのこと、旦那さんとして見れるかなぁ」
「きぃは賢いし大事にしてくれるから、きっと見れるよ」



お互いのことを、丸ごと愛して。
互いの想う、誰かのことも。

縁を紡ぐ。