話題:本の感想
シリーズ5作目。いろいろと各勢力の紹介回も最終回ってところですかね。

表紙裏からのあらすじ引用。

西暦2349年、小惑星パラス。地下の野菜農場を営む40代の農夫タック・ヴァンディは、調子の悪い環境制御装置、星間生鮮食品チェーンの進出、そして反抗期を迎えた一人娘ザーリカの扱いに思い悩む日々だった。そんな日常は、地球から来た学者アニーとの出会いで微妙に変化していくがー。その6000万年前、地球から遠く離れた惑星の海底に繁茂する原始サンゴ虫の中で、ふと何かの自我が覚醒したー

前巻�Wのエロ話とは打って変わって今度は宇宙農業！
いや、普通にこういうハイテク化されまくりの世界なんだし、なんでこんなローテクな…しかも、宇宙で農業って(笑)
なんて思いながら最初読んでたけど、ザーリカちゃんがさらわれた辺りからタックパートは面白くなるね(^.^)
久しぶりの《酸素いらず(アンチオックス)》達の活躍も見逃せない。

もう1つの物語が幾たびも登場して来たトリックスターな《ダダー》ノルルスカインの出生秘話と彼(?)が地球に来る断章パート。
サンゴ人とのほほんとした頃の生活から悪戯っ子で萌えキャラ？なミスチフとの出会いと別れ…全ての元凶たるオムニフロラにミスチフが乗っ取られて敵となり現れる！(ででーん)
そして、全宇宙の生命体の命運をかけた超被展開体同士の戦いが熱い！ノルルスカインがヒーローです(爆)
頑張れ！僕らのノルルスカイン!!
負けるな！僕らのノルルスカイン!!と応援したくなります(吐血)

このなんの関係無い2つの話が絶妙にリンクするのが凄い面白い(^.^)

だが…冥王斑はオムニフロラが…お前か！お前が原因か！(込み上げる怒り)


しかし、�Uのフェオドール君や�WのドSアンドロイドの聖少女警察と獣人さんとか(えっ？)…�Vのお婆さん海賊とか�Xのキルト履くアンチオックスのおっちゃんとか(笑)これだけ魅力的なキャラが使い捨て状態なのが正直勿体無いよね(^^;;
まぁ〜こーゆー大河ものの宿命なんだろうけどさ(-.-)y-~~

ここは1つ、ザーリカちゃん主人公でスピンオフ作品でも作りゃ良い。
タイトルはそうだな…モーレツ宇宙海賊とか(まて)


エピローグに拡散時代(バルサム・エイジ)とあり…いよいよ、恒星間航行時代なのか!!
恒星間航行の宇宙船の話も登場しましたし、漸く役者も舞台も出揃った訳ですね！(関連性あるのかは知らんけど、同名の遺跡や船名は登場済みだけど)

しかし、帯読むとさ…おめでとう。もう、やめてもいいのです。ってなんだよ(苦笑)
凄い展開とかってチラホラ耳にはしているだけに「日本語がめちゃくちゃだな…」って思ってしまった方がどれほどラクな話なんだろうな…きっと(^^;;

そんな話がメインなのか？次巻、中盤のクライマックス
天冥の標�Y宿怨 PART1スポンジ持参しながら続く。

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