Memo

暖かな灯りがうつしだす
世界にあこがれた
たのしそうな影が幾らも重なって

目にする度くるしくなったけど
もっと近づきたい



いまその場所が僕なら
だれもを笑顔にしてあげたい
だれも寂しくないよ
なんて賑やかなパーティーかな


まあるい灯りを追いかける
幸せを真似して
みんなのところ 混ざってきたけど


終わりのときを振りきれなくて
そんな静けさ耐えられなかった
それだから

僕はこれでいいのかも
在るだけで 凄い って
言ってもおかしくはないよね

足りない僕は
優しいことばがほしくて
わざとむずかしい質問を
問いかけてみた
戸惑うあなたに
どうしようもなく言った言葉



反対なんだけどわかってほしんだ
いやなことばかり いってしまって
いい言葉はなんにもうかんでこなかった。
そのあと大泣きしたって
さっきにはもどれなくて



こどもな僕は
漫画にかいてたような
振りかざしてギターをボロボロにした
むだに傷つけたり
どうしようもなくむなしくなった


反対なんだけどわかってほしかった
自分も自分がきらいで
みえたのは自分の駄目さ
会いたいっていってほしくて
求められたくて



誰かくる音がした
僕をみてあなたは驚いて
ずっとまえにもこんなことあったかな
一緒にないてくれた



反対なんだけどわかってほしんだ
嫌な思いにさせて
迷惑もかけてだけど
隣にいたいんだ
一緒にいたいんだ




ちゃんといいたかった ありがとう

ひ だ り めが あ お いそら
アビシニアン そばにいて

あさなのに 変にしずかで
数センチのすきま


脱走 脱走 ぬけだして
僕の心臓張り裂けそう
そとの世界はきびしくて

迷子になったアビシニアン


青いすず の音色
遠くにいって
きみがきた合図の行方わからない


あついひでも寒いひでも
ずっと うちにいて
退屈してたのかな



逃走逃走 飛び出した
僕の涙は止まらない
そとの世界はどんなもの

帰ってこないアビシニアン


つんけんしてる ながいしっぽ
左右ちがった目のいろも
きみだけなんだ


脱走脱走ぬけだして
ぼくは君を探してる
そとの世界は綺麗かな

わすれないでよアビシニアン