【議員辞職】自民党の「口止め工作」をバラした元防衛副大臣に「裏金でパパ活」スキャンダル

2024年4月23日 17:25

 自民党の宮澤博行衆院議員(比例東海ブロック)が、近く発売される週刊誌で自身に関する不祥事が掲載されるのを前に4月22日、議員辞職願を提出した。宮澤氏は「不祥事」としか述べていないが、自民党関係者によると、本人は「『裏金でパパ活』と報じられる」と説明しているという。同時に「不祥事があったことは自覚している」とも話している。

 宮澤氏は東京大学を卒業後、磐田市議などを経て2012年の解散総選挙で初当選し、当選4回。これまで防衛政務官や防衛副大臣、党の防衛部会長などを務めた。所属していた清和政策研究会(安倍派)の裏金問題に絡み、昨年12月に「しゃべるな! しゃべるな! これですよ」と、派内で箝口令が敷かれていたことを、興奮気味に明かした人物だ。