機内でマスク着用を拒否した呉市議、「バイキング」の取材に「マスクを着けるか着けないかは個人の自由」

2/10(木) 12:51
スポーツ報知

 フジテレビ系「バイキングMORE」(月〜金曜・午前11時55分)は10日、広島県呉市の谷本誠一市議と知人男性が航空機内でマスク着用を拒否したトラブルを報じた。

 トラブルは今月6日に谷本氏と男性が釧路空港から羽田空港に機内で、離陸前に機内での着用を求められたがマスクの着用を拒み、機内から降ろされていた。当時、機内には43人の乗客がいたが1時間14分遅れで出発した。

 番組では9日に谷本氏をリモート取材で直撃。マスクを着用しなかったことに「マスクを着けるかつけないかは、これは個人の自由であって、感染症対策でお願いはできたとしても、それを強制することはできない。しかし、航空機では現実には強制されていることがあるのではないかということを危惧している」と述べた。

 飛行機の出発が遅れたことに「結果的に遅れたことは、他の乗客の方には大変なご迷惑をかけたことは申し訳ないという思いはあります。ただ、私らも、向こうは多数の乗客、マスクを着けている方、ノーマスクの方は2人なんです。少数であるけれども私らも不便を被ったわけなんです。予定が組んでいるわけで。それは同じ立場なんです。その原因を生み出したのは、マスクを着けていないことを差別する、そこに原因がある」と述べた。

 また、今回の問題で市議としての責任を問われ「市議というより政治家として真実を訴える使命があるから、わずか少数でもその政治家の使命を果たしていきたいというのが私の立場であります」と明かしていた。