11日午前8時ごろ、大阪市東住吉区公園南矢田の市立矢田西中学校のグラウンドで、男性の焼死体が見つかった。

遺体の近くにガソリンの携行缶とライターがあり、大阪府警東住吉署は男性が校内に入り込み、焼身自殺を図った可能性があるとみて、死因や身元の特定を急ぐ。

同署によると、在校生や学校職員については全員の無事が確認された。遺体は損傷が激しいが、体の大きさなどから成人男性とみられる。

大阪市教委によると、同中学校では校長が生徒に事情を説明し、この日は臨時休校とした。
朝の部活動の練習中に遺体を目撃した生徒もいるが、これまでのところ、体調不良の訴えなどはない。

同日朝に職員が遺体を確認。教頭が「人間か人形か分からないが、燃えた形跡がある」と通報した。前日の午後10時50分ごろに職員が帰宅した際は異常はなかったという。
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