今年もJUNK STORYをやっていたので見てしまった。
私も、もう少しでhideさんより長く生きていることになる。
hideさんと同じ日に人生を終えられたらって思ってきた。
自分を殺す願望があるわけじゃない。
私の尺度では満たされているし、不幸せに感じることはない。
ただ、生きたいのに生きられなかった人が多くて、何のために生きてるのかわからない人ばかりで、
生きたいのか生きたくないのかわからない私みたいな奴には、むしろ生きていない者の世界の方がよっぽど魅力がある気がしている。
生きるっていいよねって思わせてくれる人が生きられないって…。
でもそんなものだ。
生きたいか生きたくないかじゃなく、生きなくちゃいけない。
我々には生きるしか選択肢が無いわけだから。
生きる人も生きない人も、選別されてる訳じゃないから。
頑張ることすら忘れて、今や何にもない人代表みたいな私。
でも生きていくしかない以上、生きていくしかない。

hideさんの曲を聴いて、やっぱりいいなと思わせてもらった。
生きていなくても、生きてるからこそ得られる喜びがあることを発信し続けてくれている。
何かそんな気がした。
もうこれだけ時間が経てば、hideさんの死は悲しみではなくて、死してなお存在し続けることの重みをもたらしているんだと思う。
生きないことを選択する権利は、自分には無い。
それにしても、本当に大変な偉人を失ったものだと毎年思うわ。