気象庁は3日午後0時24分、鹿児島県・口永良部(くちのえらぶ)島の新岳(標高626メートル、屋久島町)が噴火しているのを確認した。

火口から少なくとも800メートルの噴煙が上がった。噴石被害の恐れがあるとして、5段階の警戒レベルを1(平常)から3(入山規制)に引き上げ、火口から半径2キロ以内の立ち入りを禁止した。けが人や家屋への被害はないという。

噴火は1980年9月以来34年ぶり。町は島の77世帯135人に避難準備情報を出し、観光客を含む91人が島内の2カ所に避難した。
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