会議中。
司会者は知り合いです。
その日は1時〜勉強会。
50人はいたと思う。
ドアを開けると皆さん真剣な表情で勉強。
10分遅れて到着。
席がない。あれれ。
すると会場の係が、飛んで来て1番前の席を案内して座れと。。。
嫌だと思う暇なく席に。
目の前には必死で語りかけている責任者の方がいた。
嫌な予感。
で、本を開けて見ていたら既に寝魔が来た。
だって昨日は朝方まで仕事の処理してたしさ。
この雰囲気は寝るしかない雰囲気になってた。
5分もたなかった。
またまた悪い事にイビキをかいてしまった。
隣のやる気満々な方は非常に迷惑そうだ。
ごめんなさいね。
必死で目を開けていた。
が、限界が近い。
ひらめいた。
裸足になればいいかも。
よく車の運転中寝むい時に靴下を脱ぐと寝むくなくなる事を思い出した。
ここは、これしかない。
早速靴下を脱いだ。
全部脱げなくて半分だけ脱いだ。前が半分垂れてゾウサンの鼻のように垂れている。
これで安心。
すると何か足にひかかったような気がした。
足の先ををぐるぐる回してみた。
何もない。
プロペラのようにぐるぐる回してみた。
前を見たら、司会者が顔が真っ赤になっている。
どうしたのだろう?
疑問に思った。
何か必死に笑いをこらえているみたいだ。
後ろを見たが皆んな真剣な顔をしている。
本気モードだ。
じゃぁ何故この人は?
顔を赤くしてるんだ?
あがり症って奴かな!!
クスクス笑ってるような喋り方で不愉快な感じ。
きっと周りも思ってるのだろうか? 真剣な雰囲気だし失礼じゃないの?
まったく仕方ない奴だ。
と思っていた。
知らずしらずのうちに苛々モードが募りブンブン靴下を回していた。
左右交互に回したり右回転や左回転と様々な回し方をしていた。
すると司会者の視線を熱く感じた。足元に。
えっ!!
君? 見てたの? 僕の足元。 見た? 見たの?
机を見ると足元がすっかり見えてしまう机だ。
もしかして。
もしかして。
もしかして。
原因は、 わ ・ た ・し かな? かな?
するとスーパー回転に気持ちを取られていた?
よく考えると、向こうから見ると異様な光景かもしれない。
まさか目の前で靴下が回るなんてありえないし。
考えて見たら、自分のツボにはまってしまった。
笑いが込み上げてくる。
しまった。やばい。
笑える。 笑っちゃう。
相手の心境を感じて考えると笑いが止まらない。
お腹痛い。笑える。
この状況下で話している君は凄い。尊敬する。
涙が出る程笑える。
我慢する笑いは苦しい。
ちょっと待ってよ。
考えてみたらまだ靴下を回していた。
すいませんでした。
その夜その人からメールが来た。
責任者にかなり怒られたようだ。
ごめんなさい。
もうしません。
気をつけます。
メールにあなたの髪の毛も寝起きでキタロウのように妖怪発見した時のように立っていましたよ。
だって。
どんだけ〜!!