街の灯りが小さく見えて遠くに離れていく。空から見下ろす影。

退屈顔な人達。
街にはびこるイカサマパラダイス。
錆びた人達。諦めた夢。

純な自分がつぶやく。
何にこだわればいいのか?
何に向かえばいいのか?
真逆さまに落ちる贅沢な悩み。

やりきれないほど退屈な時がある。
心じゃまだ夢見てる。不思議。
瞳の中に映る影。夢の中をさまよい歩く。
何処までも謎。自分の世界を塗り変えてと何処かで望んでいる。
たかが、夢なんて忘れればいい。
海の底に沈んだら後悔すればいい。
夢なんか忘れろと言葉を溜め込む。

誰もわかてくれるはずが無い。
ジェラシーが話しかけて来る。
レプリカな優しさ。孤独。瞳の中の涙。
次の星の国まで持って行けばいい。
焼きついた消せない夢、幻。
萎えたハートが叫ぶ。悔しいだけの希望。
重いだけの幻想。
自分からさよならしないとこの幻想は終わらないらしい。
さよならを自分から言わせるつもりなのか。いい加減にして。ちょっと悲しすぎる。

何も知らずにいつも静かに遠い街を見るのは、ちょっと出来ない相談。

冷えた胸、眠る炎起こして、ジリジリハートで感じたい。何も見えない時代の真ん中で。