腫瘍じゃありませんでした。

(^o^;)えっ!!

違うの?

本当に。。。。。
肩の力が抜けた。

心ここにあらず状態。

あいかが、口を開いた。

良かったね。

結局、腫瘍じゃなくてのう胞らしい。

ただ手術は免れない。

今ある親不知を抜くのと周りののう胞を取り除く必要がある。

だから顎の骨も削る必要はあるが、切断は無い。

顎の骨の再生をするために、腰の腰椎の骨髄液を採取して顎に入れて再生させるらしい。

再生後に右下側の歯を4本インプラントで元に戻す。

インプラントは顎の骨が再生してからだから約半年は先になるようだ。

来年の夏までに完治する予定。

完治するし手術も1回で済むからなんて事はない。

先程までは顎が無くなると覚悟していたから、凄く軽く感じる。

担当医もこの病気は全国から集まるから良く診ていて腫瘍にほぼ間違いないと言っていた。

のう胞の可能性はかなり少ないと言っていた。その少ない中に入ったみたいだ。
ん?

頭に疑問が走った。
右下側の歯を4本も抜かなくても良かったのでは?

顎を切断するから歯を抜いたんじゃ?

あいかも俺も追求はしなかった。

まぁ今更言っても仕方ないしインプラントするしか無いと分かってる。

早速手術予定の話になった。

10月の5日か6日から約2週間の入院。自宅安静が1週間で約3週間は大変らしい。

腰の骨いじるから手術後車椅子になるらしいが、それも1週間の事だ。

入院の予約を入れた。全身麻酔だから手術前の検査が色々あるようだ。

後個室がいいか、大部屋がいいかと聞かれた。

個室は1日2万5千円余分に料金がいるらしい。

あいかは個室がいいと言うが、俺は大部屋がよかった。1番大きい大部屋は6人らしい。

大部屋にした。

まず手術の入院は初めてだし、個室だと健康のありがたみが薄れる気がして。

今回はしっかり生きる事を見つめ直したり考えたかった。

こだわりの大部屋予約をした。

あいかは少し気にいらない様子だった。
で抜糸。

あいかは心配していた人達に早速連絡してくれた。

診察室を出たらあいかは飛んで来て、良かったね。良かったね。と喜んでいた。
手術は嫌だけど、まぁ仕方ないか?と思うが以前の顎無し状況ではないから気が楽だった。

健康は本当に大事だとつくづく思う瞬間だった。

なので来年の夏には完治します。